テレフォンオペレーター
テレフォンオペレーターの仕事は大きく分けるとふたつあります。
ひとつは、商品案内やアンケートなどの電話を発信するアウトバウンドです。もうひとつは、電話を受けるインバウンドで、製品の注文受付や利用方法に関する問い合わせなどを行ないます。
どんな人に向いていてどれくらいの給与がもらえるのかなどを、具体的に見ていきましょう。
コミュニケーションスキルがなくてもストレスを感じなければOK!
テレフォンオペレーターの仕事というと、メンタルが強く、コミュニケーション能力の高い人が向いている、と思われがちですが、実務を経験した人たちの話を聞いてみると、こういった条件は必ずしも必要ないと言います。
もちろん、顔の見えない電話だけのやり取りになるためトークスキルやコミュニケーションスキルは求められますが、ほとんどの会社でマニュアルや充実した事前研修を用意しているので、未経験でも働ける環境が整っています。
もちろんメンタルも強いに越したことはありませんが、絶対的な条件ではなく、トレーニングや日々の業務で自然に身につくそうです。
テレオペの仕事はほとんどがシフト制。残業は少なめ
1日の始まりは朝礼から。この朝礼で進捗情報、情報共有などが行われます。発声練習をするコールセンターもあるようです。
職場自体は9時から始まり、昼休は13時、終業は20時のところが多いようですが、ほとんどのコールセンター業務は、シフト制を採用しており、改めて14時からの昼礼で朝礼同様、進捗情報、情報共有などが行われます。
遅い時間の、お客様への対応は少ないため残業をすることは滅多にないようです。
給与はアウトバウンドの方がやや良い
テレフォンオペレーターの平均年収は200万円〜300万円が相場と言われていますが、アウトバウンド業務で目標を達成するとインセンティブがつく場合が多いようです。
出勤サイクルは不規則。年間休日が取りづらいことも
テレフォンオペレーターの休日は、仕事の性質上、出勤サイクルが不規則になります。またシフト制がほとんどなので休日は固定していません。希望は出せても、月何回までなど、上限がある場合がほとんどのようです。
テレフォンオペレーターは本当に自由な仕事と言えるのか?
自由という観点で見た
テレフォンオペレーターのメリット
テレフォンオペレーターは、電話越しでお客様と話をする仕事。お客様にお会いすることは滅多にないので、基本的に服装は自由です。ビジネス用の服をわざわざ購入したり、仕事の度に服装を気にする必要はありません。また、多くのテレフォンオペレーターの現場ではシフト制を採用しています。好きなタイミングで休みを取りやすく、自分のペースで働ける自由度の高さがある仕事です。24時間体制の職場もあるので、勤務時間選択の幅はかなり広くなっています。また、未経験でも始めやすくハードルが低いというメリットも。
自由という観点で見た
テレフォンオペレーターのデメリット
シフト制が一般的なテレフォンオペレーターですが、最低限の出勤日数は決まっています。常に一定数のスタッフが必要なので、場合によっては長期間の出勤を求められたり、人手が少なくなれば休みが取りづらくなったりすることも。このように、職場によっては勤務時間の面での自由度が低いので、応募前にしっかりチェックしておきましょう。また、自分の好きな分野や得意な分野ではなく、苦手な分野に配属されることがあります。長く働き続けるのであれば、勤務日数がきちんと決まっており、苦手な分野に配属されることのない仕事選びをしましょう。