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勤務時間・勤務体系

タクシードライバーと一言でまとめても、勤務時間や勤務体系は細かく異なってきます。ここでは、一般的なタクシードライバーの勤務時間や勤務体系についてご紹介しています。

「隔日勤務」がスタンダード

タクシードライバーは隔日勤務で勤務するのが一般的です。隔日勤務は、一回の勤務が19時間から23時間にわたる勤務体系で、昼勤務と夜勤務をくっ付けたようなイメージです。休憩時間は3時間となります。隔日勤務は、長時間勤務の出勤日、仕事の後は休みになる明番を二回繰り返した後、丸一日休みの公休に。この後、再び出勤をして明番、公休と、繰り返しの勤務体系です。多くのタクシー会社は24時間営業なので、穴ができないようにこの体系を採用しています。

1 出 2 明 3 出 4 明 5 公 6 出 7 明
8 出 9 明 10 公 11 出 12 明 13 出 14 明
15 公 16 出 17 明 18 出 19 明 20 公 21 出
22 明 23 出 24 明 25 公 26 出 27 明 28 出
29 明 30 公 31 出
出・・・出勤
明・・・明番(仕事終了後休み)
公・・・公休(一日休み)

実際の勤務時間

多くのタクシー会社は隔日勤務を採用しており、一般的なタクシードライバーはこの勤務体系がスタンダードです。タクシー会社によって勤務時間は異なりますが、一回の勤務で短くて19時間、長くて21時間働きます。一回の勤務時間が長いので慣れるまでに時間がかかりますが、一か月の勤務回数は11回から12回程度。残りの日は休みになります。慣れればほかの職業より楽と感じる方もいるようです。また、勤務時間は厚生労働省の定める範囲内と決められているので、タクシー会社は規定内の勤務時間を守らなければなりません。これを破ると、業務停止処分などの罰則を受けます。

休憩時間・回送

タクシードライバーの休憩時間は、ドライバーの自由としている会社が一般的です。営業所で休むドライバーもいれば、飲食店でご飯を食べながら休憩しているドライバーもいます。疲れたらすぐに休憩できる自由度の高さは、タクシードライバーのメリットの一つです。ただし、自分で体調管理をして適宜休憩を取る必要があるので、慣れるまでに時間がかかる場合もあります。また、休憩中はタクシーを「回送」表示にする必要がありますが、これはお客様の利用ができないという意思表示。タクシードライバーは回送を利用して休憩を取るのが一般的です。

隔日勤務のメリット・デメリット

隔日勤務のメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ見てみましょう。

メリット

通勤時間を節約できる

1回あたりの勤務時間は長くなりますが、2日に一度の勤務が基本となるため、通勤回数が少なくなります。通勤回数が少なくなるということは、通勤に時間時間を節約できるということ。1勤務あたり往復で90分かかる場合、年間で約200時間もの通勤時間を節約することができます。

自由に使える時間が増える

出勤した次の日は、まる一日、明け休みとなります。もちろん明け休みには体を休める必要がありますが、24時間も寝ている必要はありません。余った時間を、趣味や勉強時間に回したり、家族サービスを増やしたりなど自由に使うことができます。

日勤専門よりも稼げる

深夜や早朝は電車やバスが運行していないため、日中に比べると、タクシーの需要が増えます。よって、日勤専門に比べれば、夜間も早朝も稼働する隔日勤務のほうが、稼ぎは良くなる傾向があるようです。深夜に酔ったお客さんは気が大きくなっているため、ドライバーにチップを払う例も少なくありません。

デメリット

一回あたりの勤務時間が長い

会社にもよりますが、一般に隔日勤務のタクシードライバーの勤務時間は、一回あたり20時間。一度出勤すると、仕事が終わるまで長時間にわたって帰宅することができません。慣れないうちは、一回の勤務が「長い」と感じることが多いでしょう。

体力的にきつい

一回あたりの勤務時間が長い以上、日勤専門に比べ、隔日勤務のドライバーには体力が要求されます。若くて働き盛りのうちは務まるかもしれませんが、年を追うごとに、体力的にきつくなっていく可能性があるでしょう。お客様の命を預かる仕事である以上、体力低下にともなう思考力低下があってもなりません。

女性ドライバーは注意が必要

体力的な問題に加え、深夜勤務をともなうという性質上、隔日勤務は女性ドライバーには難しい場合があると言われています。深夜の場合、女性ドライバーであることにつけこんで、脅迫や暴行などを働く悪質な乗客がいるかも知れません。こうした被害に遭わないためには、営業車の防犯対策がしっかりとした企業を選ぶ必要があります。