タクシードライバーが携帯しなければならない必需品とは
タクシードライバーとして独り立ちしたとき、必需品として準備しなければならないものがあります。会社によっては必要最低限のものを用意してくれるところもありますが、制服や日報を書くためのバインダー以外は支給されない会社もあります。
仕事中は、顧客の対応をしながら運転に集中なければならずシビアになっているため、いざとなってもあわてることのないよう、最低限度の必需品くらいはそろえておきましょう。
ここでは、タクシードライバー必須の仕事道具に加え、あると便利なお役立ちグッズを紹介していきます。
タクシードライバーの必需品|これだけは!10選
コインケース
顧客と金銭のやり取りをスムーズにおこなうために必要です。また、売上金を勘定するときも便利になってくるアイテムです。
つり銭バッグ
小銭はコインケース、お札はつり銭バッグとわけて使用する際に必要です。コインケースを使わず、つり銭バッグにコインとお札を入れて使用しているドライバーもいます。
つり銭トレー
つり銭トレーも、ほとんどのタクシードライバーが常備しているアイテムですが、車種によっては置き場所に困ることがあります。そんなときは底面にマジックテープを貼り、運転席のシートカバー上に貼り付けるとよいでしょう。
ボールペン
ボールペンは、日報や顧客にタクシーチケットを書いてもらうときに絶対必要となるので複数本用意しておきましょう。
革靴
長時間の運転となるため、革靴が窮屈に感じられるかもしれませんが、身だしなみは社会人の常識です。通気性がよく防水、脱臭効果のあるものがよいでしょう。
懐中電灯
今はほとんどの会社の車にカーナビが設置されているので必要ないように思われますが、正しく受信しなくてあわてることのないよう準備しておいた方がよいでしょう。
地図
今はほとんどの会社の車にカーナビが設置されているので必要ないように思われますが、正しく受信しなくてあわてることのないよう準備しておいた方がよいでしょう。
エチケット袋
気分を悪くされた顧客のために準備しておきましょう。シートを汚されると、配車センターに戻って清掃しなくてはならず、時間のロスです。夜の繁華街では必須のアイテムです。
消臭スプレー
たばこ、香水、高齢者の粗相などの嫌な臭いは消臭スプレーで除去して、次の顧客を迎えましょう。車内はいつもクリーンな状態で保つようにします。
タオル3~4枚
車外や車内の掃除用などに準備しておきます。雨の日は、車内も濡れてしまうことがあるので、3~4枚程度用意しておくとよいでしょう。
タクシードライバーの必需品|あれば便利!10選
電卓
顧客との金銭のやり取りをスムーズにおこなうため、あると便利なグッズです。基本おつりは暗算ですが、運転で疲れてしまっているときもあるので準備しておくとよいでしょう。
救急箱
風邪薬や胃薬、鎮痛剤などの常備薬のほか、絆創膏や包帯、ガーゼなどを小さめの救急箱に入れているドライバーが多いです。
傘 2本
顧客を迎えにあがったときに傘を差し出すことがあるので、2本程度用意しておきトランクに入れておきましょう。
ハンズフリーワイヤレスイヤホン
走行中の通話は禁止されています。特に新米ドライバーであると、わからないことが色々出てきて配車センターへ電話をすることが度々あるかと思われます。わざわざ車を停めなくてもいいように、準備しておくとよいでしょう。
アイマスク
運転に疲れて仮眠を取るとき、あれば便利なグッズです。外が騒がしい場合もあるので、アイマスクに加え耳栓もそろえておくとよいでしょう。
シート用クッション
長時間の運転なので、振動で疲れてしまう場合があります。運転席にクッションを敷いておけば疲れが緩和されます。腰が痛くなる人は腰痛対策のクッションが役に立つでしょう。
携帯トイレ
高速道路で渋滞に巻き込まれることもあります。顧客に渡すための携帯トイレを常備しておくとよいでしょう。
口臭予防グッズ
何といっても狭い車内での接客業なので、口臭エチケットには注意をしましょう。ミント系のタブレットやガムは口臭予防だけでなく、眠気ざましにも使えます。
スマホバッテリー
やはり長時間となるため、スマホバッテリーは準備しておいた方がよいでしょう。事故やトラブルに巻き込まれた際、スマホが使いものにならなくては持っている意味がありません。
エチケットブラシ
制服に着いた汚れを取り払うときやシートの汚れを取る場合にあると便利です。身だしなみと清潔な車内はいつも保てるよう意識しておきましょう。
まとめ
以上、タクシードライバーの必需品について紹介しました。必ず必要なものは会社から支給される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。あれば便利なグッズに関しては、各タクシードライバーによってさまざま。
必要ないと感じるものは狭い車内なので無理に載せる必要はありません。しかし「備えあれば憂いなし」といいます。仕事中のトラブルをなるべく回避させるためのアイテムは、積んでおいても決して損はないでしょう。