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ベテランドライバー

タクシードライバー歴の長いベテランドライバーに、タクシードライバーのやりがいを聞いてみました。

今回インタビューさせていただいた方は

安田晶彦さん(66)

ベテランドライバー安田さん トラック運転手からタクシードライバーに転職し、今ではタクシードライバー歴15年のベテランドライバー。

タクシードライバーが楽しいと思える瞬間を教えてください

ベテランドライバー安田さん

タクシーの仕事は戦略ゲームみたいなものだと思っています。

どこにどれくらいのタクシー利用客がいるのか?ルートはこれでいいのか?どこで休憩をとると効率がいいか?など様々な情報を収集して、どのようにしたらよいかを計画立てて、それを実行する。

これがピタッとはまった瞬間は楽しくなりますし、それが自分の収入にも直結しますからね。

なかなかうまくいかないときも多いですが、自分で自由に仕事の流れを決められる仕事だけに、計画がはまった瞬間の喜びは言い表せません。

普段の乗務で意識されていることは?

ベテランドライバー安田さん

付け待ちと流しのバランスですね!付け待ちは駅とかホテルとか、そういうところで並んで営業するやり方、流しは街を走りながらお客さんを探すやり方です。私は基本付け待ちが多いのですが、夏の暑い日に試しに「流し」をメインにしてみたんです。

そうしたら、夏ってやっぱり外で歩いてたらしんどくなってしまった…みたいな困っているお客さんが結構いらっしゃって。付け待ちでタクシーの列に並ぶよりも、効率的にお客さんをお乗せすることができたということがありました。それからはお客さんのことを考えながら、バランスをとるようにしていますね。

ほかに計画がはまった!と最近思えた瞬間はありましたか?

ベテランドライバー安田さん

計画ですので、瞬間というよりは1日でになりますが、最近では土日の営業を六本木・新宿を中心に行っています。なぜ六本木・新宿なのかというとですね!

土日の午前中というのは、人が少なく、タクシーを使う人がほとんどいないので、営業に苦労するのですが、朝まで飲んでいたり、終電を逃して一夜を明かした人も多くいるのではないか考えて、朝帰りのお客さま狙いの営業をしてみようと思って、朝帰りのお客さまの多そうな六本木・新宿を中心にしたんです。

そうしたところ、思いのほか好結果が出てるんですよ!計画したことがピタッとはまって、これにはニンマリしましたね。笑

逆にきついと思うことってありますか?

ベテランドライバー安田さん

僕らはお客さまを乗せないことには、お給料が増えないので、お客さまが少なくて、いろいろと試行錯誤をしてみても売り上げが伸びないときはきついですね。

あとはそんなにいないですけど、理不尽なお客さまを乗せて、こちらも一生懸命対応していても罵声を浴びせられてしまうこともあります。それはやっぱりきついと思うことはありますね。

何かエピソードとかありますか?

ベテランドライバー安田さん

長年タクシードライバーをやっていると、売り上げが伸びないことも、理不尽なことも何度も経験してきました。ただ、そういったことが頻繁にあるわけじゃなくて、100回乗務してせいぜい2~3回ぐらい。あっても仕方ないなぐらいに考えています。

もう最近では達観していて、エピソードと言われてもすぐ出てくることがないですね。笑

トラブルにならないために意識されていることは?

ベテランドライバー安田さん

基本的にこちらからお話をしないようにしていますね。どれだけ温厚に見える方でも、やっぱりNGな話題みたいなものに触れてしまえば怒られてしまいますし…。

業務に関すること、行先とか料金とかですね。お客様とお話をするのは自分からは最低限にするようにしているんです。

なぜここまでタクシードライバーを続けてこれたのですか?

ベテランドライバー安田さん

年齢的に「これをやるしかない」って気持ちもあるんですが、何よりも自分の性格に合っていると感じますね!戦略ゲーム的なところ、考えてやった結果が見えるのはやっぱり気持ちいいです。

もともと自分で何とかしたい!と思うタイプで、誰かに言われたことをやるのが苦手で…。その意味で、タクシードライバーは公道に出れば一人。自分は社外に出た瞬間から、自分が社長だと思って仕事をしています。いつ休んでもいい、でも頑張った分だけ結果にも出ますからね!

タクシードライバーとして稼いでいる人の事例

転職組も工夫次第で稼げるドライバーに

転職で前職より給与が下がってしまうケースは多く、思ったより稼げず前職より低いまま、という方も珍しくありません。しかし、タクシードライバーは違います。給与は歩合制を採用している企業が多く、結果がそのまま給与に反映されます。このため、新卒や未経験でも高収入を得ている方は少なくありません。転職組も、工夫次第では稼げるドライバーになれます。周りからドライバーへの転職を反対されていたとあるドライバーも、最初は不安を抱えていました。しかし働いていく中で効率的な方法を見つけ、現在では安定した給与を得ているそうです。前職の功績や経験で給与が決まるのではなく、働き次第で収入が決まるタクシードライバーは、転職組にも平等な職業と言えます。

頑張りが給与に繋がる仕事

歩合制という給与体系は、お客様をどれだけ多く獲得できるかが重要なポイントで、その努力がそのまま給与に反映されます。ただタクシーを走らせているだけではお客様は捕まりません。かと言って人の多い繁華街に行っても絶対タクシーを利用する人がいるというわけではありません。お客様を獲得して給与を得るためには、ドライバーの頑張りが大切で、新卒でも転職でもその点は平等です。とあるタクシー企業ではランキング形式で成績を発表しており、負けず嫌いなドライバーはトップを目指して日々努力を積み重ねています。その頑張りが給与に繋がり、継続してモチベーションが自然にアップできるという、好循環ができています。

コツをつかめば収入アップ

タクシードライバーの仕事は、意外と頭を使う仕事です。効率よく稼ぐための方法、ポイントやコツを見つける必要があります。固定給ではなく歩合制が一般的なので、前職より収入が不安定と感じる方も少なくありません。しかし逆に言えば転職組でも給与アップが目指せる職業でもあります。とあるドライバーも転職組で、効率よく稼ぐコツを学ぶために先輩ドライバーにアドバイスを貰ったり、実際にタクシーを走らせてリサーチとデータの蓄積を行ったりしたそう。その積み重ねの中で、自分なりに稼げるコツを見つけました。タクシードライバーと一言でまとめても、営業エリアが違えば稼ぐ方法も異なってきます。自分なりの方法を模索し見つけ、稼ぐコツを掴んでいきましょう。

タクシードライバーで稼ぐためには…?

タクシードライバーで効率よく稼ぐためには、つけ待ちと流しのバランスの取り方や、時間帯と場所の選び方などを身に付けておく必要があります。少しでも効率良く稼ぐために、先輩ドライバーの助言なども仰ぐようにしたいものです。

つけ待ちと流しのバランス

駅や病院などでつけ待ちをする営業法と、街の中を流してお客さんを乗せる流し。タクシードライバーで安定的な収入を得るうえで、どちらも大事な営業法となりますが、どちらかに偏り過ぎるのは賢い営業法とは言えません。

たとえば、乗車効率を上げようと考えて、ライバルの少ない駅前などでつけ待ちをしても、結果として乗車率は下がります。そうとは言え、何十台もライバルタクシーがつけ待ちしている場所でお客さんを待っても、同じく乗車率は下がるでしょう。

先輩ドライバーに助言を仰ぐなどし、待つべき場所や時間帯、また流すべき場所や時間帯のバランスをよく考えて営業活動をすることが大切です。地域のイベント情報などにも、広くアンテナを張っておきましょう。

時間帯と場所が大事

営業活動をするうえでは、時間帯と場所を選ぶことも大事な要素となります。

たとえば、乗降客が少ない時間帯の駅前でお客さんを待っても、なかなか乗車率は上がりません。そのような時間帯に人はどこに移動しているのか、どんなタクシーを利用するのかを、よく考えて行動することが大切です。

逆に、乗降客の多い時間帯でつけ待ちすると、ライバルが多くなるため後者率は下がることもありますが、確実にお客さんを拾うことができるという意味では、他の手段がない限り有効な営業方法となります。特にドライバー初心者の場合には、ライバルの数よりも場所を優先してつけ待ちをしたほうが良いかも知れません。

なお当然ですが、ライバルの少ない閑散とした場所を狙って流しても、ほとんどお客さんを乗せることはできないでしょう。時間帯と場所をよく考慮して、バランス良く営業活動をすることが基本です。

効率の良い営業を

ドライバーの中には、いつも同じ場所でお客さんを乗せるなど、自分の行動パターンを決めている人も少なくないようです。

安定的な売上を予測できるという意味では賢明な営業法でもありますが、ただし、少なくとも効率的な稼ぎ方とは言えません。なぜならば、お客さんを目的の場所まで運んだのち、同じ場所へ戻らなければならないからです。往路は稼ぎになりますが、復路は稼ぎにならない可能性があるでしょう。

もし遠距離のお客さんを乗せたならば、規則的に同じ場所に戻るのではなく、その地域でもお客さんを拾うなど効率の良い営業法が大事です。また、休憩をとる場合には、タクシーの利用客が少ない時間帯を狙うことも忘れないようにしましょう。

取材協力

互助交通有限会社

東京都墨田区・江東区で60年の歴史を誇るタクシー会社。
痛車タクシーなどほかのタクシー会社では見ないようなさまざまな試みを行っている。

新卒から60代のベテランドライバーまで多種多様なドライバーが活躍しているアットホームなタクシー会社だ。

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