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本当の意味での労働時間を見極めよう

ここではワークライフバランスの向上をめざすために、本当の意味での労働時間を見極めることについて説明しています。

意外と多い「ワークライフバランス」の勘違い

日本のワークライフバランス政策は、仕事と生活を調和(ワークライフバランス)させたいという願いを実現するとともに、少子化の流れを変え、人口減少下でも多様な人材が仕事に就けるようにする取り組みとして進められてきました。

しかし、内閣府が行った意識調査によると、ワークライフバランスという言葉を聞いたことがあると答えた人は50パーセント以上いたにもかかわらず、正しく理解している人は約20パーセントで、解釈には多くの誤解があることもわかりました。

なかでも一番多い勘違いは、仕事の時間を減らして生活を重視するというものです。

たしかに、労働時間を短縮し仕事はほどほどにして生活を楽しむことは悪いことではありません。しかしワークライフバランスとは、仕事と生活の比率を表すものではなく仕事の効率や生産性を上げて自分の時間、家族と過ごす時間を増やそうとする取り組みです。

このようにワークライフバランスの実現には、企業の取り組みが不可欠なだけでなく自らもスキルアップを図り仕事で成果を挙げることが期待されています。

「働くため」に休むことの大切さ

疲れる前に休むことが大切です。休むことが悪いというイメージを植えつけられている私たちは、無意識のうちに、休む時間はあっても休めないと思い込んでしまいます。

そのため、意識して休まないと心も体も休まることはありません。

それでも、真面目であればあるほど、まわりが休んでいないから休めない、上司や職場の人に迷惑をかけるのは悪いという自己嫌悪に陥ります。

そして無理をしすぎて心や体を壊してしまいます。

若い女性が労働環境を苦に命を絶つという痛ましい事件は、まだ記憶に新しいことだと思いますが、人は、そんなふうになるまで自分を追い詰めてしまうことがあるのです。そうならないためにも、疲れきってしまう前に自分を休ませてあげてください。

疲労感を覚えたら、休息するというのが健全な状態です。その疲労感を無視して働き続けては危険です。

休みは取れているけれど…本当に休めてる?

あなたは休日をしっかり休めているでしょうか?自宅にいてもいつもと変わらず仕事をしたり、リフレッシュのつもりであちこちへ出かけたりして、かえって疲れてしまったという経験をしている方は多いのではないでしょうか。

仕事ができる人は休むのが上手です。

日頃から残業せず、効率良く働いているので、体力を消耗するような働き方を元々していません。だから、週末にリフレッシュするだけで健康を維持することができるのです。

休むスキルの高さについては見習うところもありますが、職場環境によっては仕方なく時間外に働かなければならないこともあるでしょう。

過労死事件やブラック企業問題の影響で、企業側も休みやすい環境作りを進めていますが、融通のきかない職場も、まだまだ多いのではないでしょうか。

でも、仕事以外のことにも支障をきたしたり、ましてやもう死んでしまいたいと思うくらい疲れていたら、我慢するのは間違っています。

休める仕事ってどんなもの?

業界によって、休日数が大きく異なりますが、全業種の平均休日数は121.9日(夏季と年末年始休暇をあわせた平均8~10日も含む)といわれていますが、これは年間の土日祝日の数とほぼ同数です。

年間休日の少ない業種は、トップがコンビニエンスストア。次いで外食、レストランと続きます。一方、お盆や年末年始に工場を停止させる企業が多いメーカーは、自動車、半導体、コンピュータがトップ3を占めています。

しかしメーカー勤務は、工場の生産効率を優先させるために24時間を8時間毎に区切り、交代制で勤務しています。そのため家族や友達と生活を合わせづらいだけでなく、生活リズムが崩れやすく、夜勤と昼勤を繰り返すことで体調を悪くしてしまう人もいます。

さまざまな業種の特徴がありますから、休める仕事といっても、どんなことを優先して仕事を選ぶかは人によって違うと思います。

それでも、たった今、仕事に疲れた、つらい、休みたくても休めない、会社を辞められるわけない、退職なんてできるわけない、そんなふうに思い込んで自分を追い詰めてしまうような状況でしたら、その考えは間違っています。

みんなにどう思われるかと心配することに何の意味もありませんので思い切って転職してみてはどうでしょうか。転職した人のなかに、「休むことで生きている幸せを思い出すことができた」と話す人がいました。世の中には、あなたのことをもっと大事にしてくれる会社があります。

【編集部の見解】休める仕事を探してみる