プライベートが充実できる仕事こそ自由な仕事じゃないか?

転職を希望する20代の男女2000人余りにアンケートを取ったところ、『仕事に求めるものは?』という問いに対して、『プライベートを大切に働けること』という答えが最も多かったそうです。

この結果を見ると、20代の若い世代は、生活資金を得るために働くだけの人生には魅力を感じていないことが分かります。

ちなみにアンケートの詳細な結果は以下のようなものでした。

仕事の価値観についてのアンケート調査

※エン・ジャパンが運営する、総合求人・転職支援サービス『エン転職』で転職を希望する20代男女2287人が回答。
「仕事に求めるものは?」

  1. プライベートを大切に働けること
  2. 人間関係の良い職場環境で働くこと
  3. 自分らしい生活ができること

参考URL:https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/enjapanhp/wp-content/uploads/20170929133942/20170929_エン転職(仕事の価値観).pdf

専門知識や経験を得ることはもちろんですが、自分らしく生活する収入や時間、仕事以外の
プライベートも大切にできることなどを重視する人が多い傾向にあります。仕事にすべてを捧げて打ち込むのではなく、家族との関係や趣味にも時間とお金を使いたい、という考えの方が多くなっているのです。

限られた自分の人生ですから、効率よくお金を得て、自分の思うようにいきたいと考えるのは、若い世代もシニア世代も一緒でしょう。

なぜプライベートの充実を重視するのか?

内閣府が出しているデータに年収別の幸福度指数というものがあります。

これを見てみると

年収別の幸福感のグラフ

引用元HP:内閣府発表資料人々の幸福感と所得について(中長期、マクロ的観点からの分析②)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/0214/shiryou_03.pdf

600万を超えると1000万を超えるまで幸福度はほぼ頭打ちになります。

お金を持っている方が、いろんなことをできて幸せになるんじゃないか?と思えます。

これはなぜなのでしょう?

年収が増えるごとに仕事の時間は増える

転職支援サイトVokersが年収別の平均残業時間を登録している会社員からアンケートを取って集計したものがあります。

その資料によりますと

年収別の平均残業時間

引用元HP:働きがい研究所byVoker 約6万8000件の社員口コミから分析した'残業時間'に関するレポート
https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_4

2000万円という大台を超えるまでは年収が増えるごとに仕事に割かれる時間は増えていきます。

一番多い所得者層と言われる300万円~500万円でも月間の残業時間は45時間を超えてきます。

月20営業日と考えてみても、日に2時間以上の残業をしていることになります。

休憩時間を抜いても日に8時間が就業時間と考えると、10時間の仕事をし続けなければ300万円~500万円という年収を手に入れることはできないのかもしれません。

年収が上がると残業時間は増え、幸福度はあまり高まらない

2つの統計からわかるのは、

ということです。

こういった現状から、仕事に求めるものがプライベートを充実させる。ということになってきているのではないでしょうか。

自由な仕事=“ワークライフバランス”の良い仕事

近頃、よく耳にするようになった“ワークライフバランス”という言葉をご存知でしょうか。

簡単に言ってしまえば、仕事と生活との調整、調和。生活のすべてを仕事だけに使ってしまうのではなく、プライベートな時間を充実して過ごすことで相互の調和をはかる、という考え方です。

プライベートな生活と収入を得るための仕事、どちらかを取捨選択するものではなく、
どちらも犠牲にすることなく調和させることが、これからの私たちの基本となっていくのです。

例えば、在宅でできる仕事を増やしたり、育児や介護をしながら働ける環境を整えたり。時間差通勤など、自由な働き方、多様な時間の使い方について考えることが、ワークライフバランスを整えることにつながると言えますね。

こういった仕事を当サイトでは”自由な仕事”と定義しました。それではワークライフバランスの優れた仕事をいくつかご紹介します。

自由な仕事一覧

どんな人におすすめ?
働くときは働き、休むときはしっかり休みたい
勤務形態
昼日勤、夜日勤、隔日勤務 ※隔日勤務が主流
月間残業時間
会社によって異なる
月の休日数
週間4休(明け休みを含む)
給与形態
基本給+成果給(30~40万程度)
自由度
1日働いて1日休む隔日勤務が多い。勤務時間は20時間と長時間ですが、その間は基本1人で勤務なので疲れたら休んでもいい自由なスタイル。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日勤、夜勤
月間残業時間
会社により異なる。
月の休日数
週間2~3休(閑散期)
給与形態
時給換算が多い
自由度
現場によって変わってくるが、警備員の現場の多くは人と接する機会がないため、人間関係に苦手意識を持っている方にとっては非常に自由度の高い職場です。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
シフト制
月間残業時間
比較的少なめ
月の休日数
シフト次第
給与形態
基本給(時給の会社もあり)
自由度
残業はかなり少なく、時間的な自由度は高め。職場内での人間関係は希薄だが、トラブルなどの受電も多いため、ストレス耐性は高い方がいいでしょう。
どんな人におすすめ?
服装に縛られたくない
勤務形態
昼勤、夜勤(2交代もしくは3交代)
月間残業時間
会社によって異なる
月の休日数
週休2日(土日出勤もあり)
給与形態
基本給(20~25万)
自由度
交代勤の会社が多く、会社によって体制は異なるが、
残業や休日出勤はあまりない。システム化されている工場であれば、人とのかかわりもそこまで密接ではない。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日勤、夜勤
月間残業時間
会社によって異なる
月の休日数
繁忙期には休みなしも
給与形態
基本給(25~30万程度)
自由度
THE肉体労働。繁忙期には休みがほぼなくなるが、天候によっては工事が出来ないため休みになることも。
どんな人におすすめ?
服装に縛られたくない
勤務形態
日勤
月間残業時間
会社によって異なる
月の休日数
シフト制
給与形態
基本給(25~30万程度)
自由度
服装が自由な仕事の代名詞。ユニフォーム貸与制度が多くのショップであり、私服系のブランドであれば、シーズンが終わった後に買い取れる店舗も。
どんな人におすすめ?
時間に縛られたくない
勤務形態
自由
月間残業時間
仕事の受注により異なる
月の休日数
自分次第
給与形態
フリーランス(年収300万~600万程)
自由度
外国語を習得している方には、自分の強みを生かせる仕事。輸出・入の多い日本ではBtoBのマニュアル翻訳などのニーズも高く、マイナー言語であっても収入源になりえる。

どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日勤が主流
月間残業時間
多め
月の休日数
週休2日が多い
給与形態
基本給(25万~40万程)
自由度
PCと向き合う仕事のため、人間関係は希薄な会社も。しっかりとした実力を備えれば、フリーランスとして自由に仕事を受けることも可能。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日勤
月間残業時間
30時間程度
月の休日数
シフト制
給与形態
基本給(20万~28万程)
自由度
動物に触れあうのが好きな人にとっては天職。人とのかかわりが少なく、繁忙期を除けば比較的休みも取りやすい。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日中
月間残業時間
不明
月の休日数
気候による
給与形態
年収150~270万程度
自由度
近年では農業従事者が少なく、求人雇用も多く見られるが多くが独立農家。労働基準法から除外されている部分もあり、休日や残業などはケースにより大きく異なる。
どんな人におすすめ?
人と関わらずに仕事をしたい
勤務形態
日勤、早朝勤、夜勤
月間残業時間
ほぼなし
月の休日数
シフト制
給与形態
基本給(15万~30万程度)
自由度
トラックに乗って積み荷を運ぶ。トラックに乗ってしまえば1人の世界。時間に間に合えばその間の時間の使い方は自分の自由。長距離ドライバーになれば、かなりの高年収になる。
どんな人におすすめ?
ガッツがあり、人と接するのが大好きな人
勤務形態
日勤
月間残業時間
10~12時間
月の休日数
月6~8日
給与形態
月給(約21万円)
自由度
美容師は1日立ちっぱなしでランチやトイレに行けないということも多い。基本的に接客業なのでコミュニケーション能力も大切。仕事の自由度に関しては、低いと言える。ガッツのある人に向く職業。
どんな人におすすめ?
深夜・朝方の短い時間帯で働きたい人
勤務形態
朝勤、日勤
月間残業時間
ほとんどなし
月の休日数
月4回
給与形態
時給制(1時間1,000円)
自由度
新聞を配る仕事なので、配る道順さえ覚えれば、簡単に仕事ができる。基本的に1人で配るため、人と関わることがない。時間内に新聞を配り終えることを前提に、自分のペースで働くことができる。
どんな人におすすめ?
体力に自信があり黙々と働ける人
勤務形態
日勤
月間残業時間
月30時間
月の休日数
8~9日
給与形態
月給制(月30万円)
自由度
基本的に担当しているエリアの商品の入れ替えや機械のメンテナンス、集金などの業務を1人でやる。ノルマがあるため、黙々とこなさないと達成できない場合も。体力的にきつい仕事だといえる。
どんな人におすすめ?
時間に拘束されずに働きたい人
勤務形態
自由
月間残業時間
自分次第
月の休日数
自分次第
給与形態
単価制(1枚2~6円)
自由度
服装にとくに規則がないため、好きなファッションで働くことが可能。自分の都合の良い時間にチラシをポスティングして、終われば報告して終了となる。Wワークしたい人におすすめ。
どんな人におすすめ?
文章の読み書きが好きでタフな人
勤務形態
自由
月間残業時間
自分次第
月の休日数
自分次第
給与形態
原稿料(案件ごとに単価が異なる)
自由度
ライターは記事の執筆がメインになるが、ときには取材が必要になることもある。納期までに取材した内容をまとめないといけないため、ゆったりと働くと言うことは慣れないと難しいかもしれない。

【特集】タクシー運転手という選択肢

しっかり休めて、しっかり稼げる仕事

タクシー運転手という職業を考えた時、「ブラックな仕事かも…」というイメージをお持ちの方は少なからずいるでしょう。実は休みがしっかり取れて、ワークライフバランスの高い仕事なんです。

1回の勤務は長いですが、1週間当たり3勤務4休(明け休含む)といったサイクルで回っており、連休もしっかり取ることができるのです。

実際に働いているタクシー運転手に話を聞くと、意外にも勤務時間がきちんと管理されていて、働きやすいという意見をよく聞きます。

タクシー運転手よりも、9時〜17時の一般的な事務職の方が働きやすいと考えがちですが、月曜から金曜までの日中ほとんどの時間をガッチリ拘束されており、さらに残業まで、ということを考えると、実はかなり負担が大きい仕事と言えます。

意外とお休みが多いという点で、タクシー運転手はかなり自由度が高い職業といえるのではないでしょうか。

さらに自分の努力次第で給料も変動することも魅力。休みが多くても給料が少なくてはワークライフバランスは良くなりません。

仕事するときは仕事をしてしっかり稼ぎ、休むときはしっかり休める。タクシー運転手って意外と自由な仕事じゃありませんか?

タクシードライバーの実際を見てみる